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現在建築中の現場みどころ ⑨ 間取り
2017/08/24
2階リビングのメリット
#2階リビング
のびのび子ども住宅 Q.T.Create建築デザインの九万田眞理子&忠孝です。
さて今日は
現在建築中の現場みどころについて引き続きお伝えしていこうと思います。
構造や断熱省エネ性についてはお伝えしてきた通りですが、
じゃあ、実際間取りはどうなのよ??と思われるかもしれません。
今日はその点についてお伝えしていこうと思います。
この現場の建築模型がこれ。
実は、小学生の息子が模型を作ってくれました!!
作ってくれたといっても、
小学校の自由工作で何か作らなければならないということもあり、
もう6年生だからいろいろこれまでやってきているので、
「建築模型は?」とたずねたところ
「やるー」ということでしたのでお願いしてみました。
父は印刷だけ行って
あとの切ったりくっつけたりするのは全部本人が行いましたが、
多少のズレなどは許してあげてください。
全体をご覧いただくとおわかりのように
間口があまり広くなく、奥行の深い家になっています。
そして
南面だけに開放され、
西と北は3階建ての家が建っており、
東側は2階建ての家が建っており、
本当に前面道路からのみ採光や通風がとれる敷地条件になっていました。
また
駅から徒歩数分という立地でもあり、
前面道路は人通りも激しく
採光をとりながらプライバシーをどのようにして守っていくかが考えなければならなかったことと思います。
で
常々提案しているところの
2階リビングプランです。
2階リビングプランがどうして理にかなっているのかということを今日はお伝えできればと思います。
2階をリビングにするの?と思われる人も多いのは事実。
しかし、いろいろなメリットがあるのでご紹介します。
それは
明るさ、空間の広さ、プライバシーの確保です。
今回の敷地の難しいところは
南面のみの開口で、道路に人や自転車がたくさん通っていること。
だから、明るい家をつくりやすいと思われますが、実は結局のところ
カーテン閉めっぱなし、シャッター閉めっぱなしの家になってしまうという危険性。
誰もが明るくて広いみんなが集まるリビングをつくりたいと思っていても、
家の前に通勤や通学の人がしょっちゅう通っているとおもうと窓の開け閉めってどうですか?
正直しにくいと思いませんか?
そうなんです。
駅に向かう道路に面していると
どうしても家の前に人がいることが多くなり、常にカーテンを閉めっぱなしという家は多いんです。
カーテンならまだしもシャッターも閉めっぱなしで
本来明るい部屋を希望したにも関わらず暗い部屋になってしまいます。
それはもったいないじゃないですか!
郊外のどでかい敷地なら外構工事で植栽やフェンスなど様々な工夫も出来そうですが
そうでない町中であれば考えなければならないんですよね。
で
プライバシー確保+明るさ確保から2階にリビングをもっていくプランを提示させてもらいました。
するとこうなります。
1階にリビングがあり、
玄関階段にしろ、リビング階段にしろ
階段をのぼりきったところにホールというものが存在します。
もちろん
玄関にも玄関ホールというものが存在します。
どうでしょう?みなさん、それぞれどれくらいの大きさをお考えになるでしょうか?
玄関ホール2畳。2階の階段ホール(廊下)2畳、あわせて4畳くらいのスペースはつくらないとなっておもわれるのではないでしょうか?
しかし
この家、1階と2階をつなげて1つの空間にしているため
2階ホールという概念がありません。
階段をあがればすでにリビングになっているんです。
その空間を活かすという意味においても2階リビングプランというのは役立ちます。
玄関扉も
今は当然電子錠になっていますから、2階リビングから鍵を開け閉めしますし、
子どもたちが帰ってきたらその様子もすぐに2階のリビングに伝わります。
そしてそのリビング
2階リビングのその広さを感じていただければ嬉しいのですが、
正直、
むちゃくちゃ広くなります。
どうして広くなるのかというと、
柱や壁を減らすことが出来るからです。
これが最大のポイント!!
2階建ての住宅を設計する場合、
その耐震性や耐風性を考慮するのは建物の壁量を検討しなければなりません。
壁量は
1階は1階で、2階は2階で検討するのですが、
1階が支えている部分は、屋根・2階・1階そのもの。
では
2階はどうかというと
屋根・2階そのもの
つまり、
耐震性や耐風性を考えるにあたっての壁量は2階よりも1階のほうがたくさん必要。
逆に言えば、
2階は少なくて済む=自由度が高くなるということです。
自由度が高くなると
壁を減らして大空間を作り上げることが出来ます。
実際に
建築中の現場は2階リビングにはほぼ柱や壁はありません。
収納を設けたいというご意向があったのでその部分に壁柱を設けました。
また
壁が極力少なくすることが出来るので
大きな窓を設けたりすることも出来ます。
しかし
毎日の階段の上り下りはしんどいなって思われる方もおられることでしょう。
だから
階段をゆったり設計することが大事なんです。
これは
1階リビングであっても2階リビングであっても同じことなのですが
階段をゆったり設計することが家づくりにおいて大事なことになります。
私は16段上り切りで階段は設計するように考えていますが、
中には
階段部分はできるだけ小さなスペースで設計してほしいという方もおられます。
その際には
必ず階段についてのお話を事細かくお伝えする必要があり、
毎日の上り下りだけでなく、将来の毎日の上り下りについても考える必要があること。
そして
将来のリフトやエレベーターといったものの計画についてもお伝えさせていただきます。
で
この家は
階段の8段目を踊り場にしています。
畳1畳分の踊り場です。
かなり広くなっていますので、踊り場には手摺代わりのデスクを設けてさらにゆったりと歩けるようになっています。
2階リビングには様々なメリットがあります。
この点についてはもう少し触れていきたいと思います。
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